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宮古ビデンス・ピローサのふるさと「宮古島」探訪記[その1 宮古ビデンス・ピローサについて]

宮古ビデンス・ピローサのふるさと「宮古島」探訪記[その1 宮古ビデンス・ピローサについて]

なぜ宮古ビデンス・ピローサなのか

千葉県船橋市に事務所を構える株式会社AQUA(アクア)はデザイン・広告製作会社ですが、「宮古ビデンスピローサ茶」や「宮古春ウコン錠」など、宮古島を原産とする健康食品の販売も行っています。それは、いつかは沖縄の魅力を伝えるメディアを立ち上げたいという夢を持つ弊社社長・瀧口和宏と、宮古島の企業「うるばな宮古」の敏腕営業マンとの出会いがきっかけでした。島人が語る、宮古ビデンス・ピローサという植物の効能に感銘を受け、取り扱うことを決めたのです。

「宮古島」探訪記

その2 宮古島の魅力について

その3 宮古島のグルメについて

宮古ビデンス・ピローサの効果

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宮古島の全域で見ることができ、古くから「精がつく」と言って食べられたり、飼料にすると牛や豚の成育・毛並みが良くなるとして、その効果が認識されていた植物。現在では高い皮膚コンディショニング効果を誇る化粧品の素材や、抗肥満剤や血液循環剤の特許を活かした宮古ビデンスピローサ茶、目や鼻の不快感が軽減できるタブレット・宮古BP錠など、様々な健康食品の素材となっています。

抗炎症・抗アレルギー・保湿による様々なメリット

■抗炎症作用
「肌荒れ」「かさつき」「キズ」などに働きかけ、皮膚の状態を整える。

■抗アレルギー作用
I型アレルギーの「蕁麻疹(じんましん)」「喘息(ぜんそく)」「ハウスダストアレルギー」「アトピー性皮膚炎」などへの作用が期待できる。

■保湿効果
弱アルカリ性の土で育った宮古ビデンス・ピローサは、高い糖質によって「保湿効果」が高くなる。

機能性表示食品として消費者庁から認可

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2016年には、宮古ビデンス・ピローサのエキス粉末を錠剤にした「宮古BP錠」が消費者庁から「機能性表示食品」として認められ、「健康強調表示」(ヘルスクレーム)でも「目や鼻の不快感を軽減する」と表示できるようになりました。これは「花粉」「ハウスダスト」「PM2.5」などによる目や鼻の不快感の軽減が国に認められたからであり、機能性表示食品は沖縄県で初という快挙です。

原産地・宮古島に行って取材

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商品を取り扱う以上、宮古ビデンス・ピローサについてもっと知りたいと考えたAQUAスタッフ。2016年5月に宮古島取材を敢行しました。宮古ビデンス・ピローサについてのエトセトラや島そのものの魅力など、宮古島をぐるっと回って得た情報を数回に分けてご紹介したいと思います。

島の畑の土はミネラルたっぷりで健康効果の高い宮古ビデンス・ピローサができる

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サンゴの化石由来による弱アルカリ性でミネラル豊富な土壌で育てられた宮古ビデンス・ピローサ。弱アルカリ性の土によって糖質が高い甘みのある作物ができ(素材として使うと保湿効果が高まる)、ミネラルは栄養分として蓄えられます。また、台風の強風や強力な紫外線、潮風などの苛酷な生育環境によって、より強い生命力をもった植物として育ちます。

栽培にも細心の注意を払い、葉や根が触れ合わない間隔で丁寧に人力で植えられ、摘むときもエキスが逃げないように手作業で切り口がスパッと鋭利になるように刈り取り、鮮度を保ったまま原料にするため、摘んでから2時間以内には工場で加工します。

人の手によって育てられた宮古ビデンス・ピローサ

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島には野生のビデンス・ピローサ(ムツウサとも言う)が至る所に自生していますが、葉っぱをとって比べてみると一目瞭然。無農薬・無化学肥料・無堆肥で育てた「うるばな宮古」の宮古ビデンス・ピローサは、瑞々しいツヤがあり、そのまま食べてもえぐみが無く、人の肌に適した安心・安全な植物になっているのです。

写真は右が契約農家栽培のビデンス・ピローサ。左の野生のビデンス・ピローサは、茎が木化していたり有害な物質や不潔なものがついている可能性があり、商品の素材としては不適格です。

宮古島独特の農業用水供給施設「地下ダム」

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宮古島の農業に水を供給し続けるのが地下ダム。宮古島では降った雨の多くが琉球石灰岩地層を通り海へ流出していたため、地中壁を設けて地下水を集めるという独特な方法で作られた特殊なダムです。宮古島の地層にはサンゴの化石が含まれていて、その地層を通った地下水はミネラルが豊富になり、農業用水そのものがミネラル豊富になるという相乗効果を持っています。

「かぎすま宮古」の加工工場見学

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ビデンス・ピローサ関連のアイテムを販売するのが「うるばな宮古」なら、ビデンスの栽培や食品原料・化粧品原料への加工などを行うのが美しい島という意味を持つ「かぎすま宮古」。宮古島唯一の化粧品生産も行う工場を見学させていただき、搬入された宮古ビデンス・ピローサの洗浄や加工についてレクチャーしていただきました。

そうしてできるのが宮古ビデンス・ピローサの製品

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↑宮古ビデンスピローサ茶

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↑ウルバナ モイスチャートリートメントジェル
土や水、島の環境、そして農家の手によって育てられた宮古ビデンス・ピローサは、様々な商品に加工されます。AQUAでは「宮古ビデンスピローサ茶」「宮古BPドリンク」「宮古春ウコン錠」「ウルバナ モイスチャートリートメントジェル」の販売を手がけていますが、お茶などを売るだけではなく、素材としてスイーツに練り込むなど、幅広い展開が出来ないかと模索しています。

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ECサイトでAQUAが取り扱う関連商品
※「ウルバナ モイスチャートリートメントジェル」は直販のみとなります
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↑ビデンスのお茶を練り込んだビデンスシフォンをプロデュース(限定販売のため現在は非売品です)

海外にもじわりと人気が広がる気配

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宮古ビデンス・ピローサは、熱帯アメリカ原産のキク科センダングサ属・和名「タチアワユキセンダングサ」という植物で、宮古島だけではなく、世界中に分布しています。中南米やアメリカ大陸では、傷薬やマラリアの解毒などに使われ、古くから人々の生活を支える薬草として重宝されてきました。また、中国では咸豊(かんぽう)草と呼ばれて漢方の素材にもなっていました。最近では、宮古島をクルーズ船などで訪れる中国人や韓国人の観光客に、お茶やジェルなどがよく売れているとのことです。

ビデンスに関わる人たち

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宮古ビデンス・ピローサの販売を手がける「うるばな宮古」の砂川丈見さん。生粋の宮古人です。今回の宮古島取材に同行して頂き、大変お世話になりました。写真は宮古ビデンス・ピローサの畑での一コマです。

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「かぎすま宮古」のスタッフのみなさん。工場見学ではお世話になりました。また、夜は一席設けさせて頂き、宮古島独特のお酒の飲み方「オトーリ」で楽しませていただきました。

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宮古島観光協会専務理事の池間隆守氏。宮古ビデンス・ピローサの事業に直接関わっているわけではありませんが、その人気については耳に入っているとのことです。宮古島から遠く離れた船橋のデザイン会社・AQUAが「うるばな宮古」の製品を扱うことは、良いことだとおっしゃっていました。

取材を終えて

いかがだったでしょうか、AQUA取材班による宮古ビデンス・ピローサ取材記。かかわる人々は高い効能を持つ宮古島の薬草を広く日本中に届けたいという熱意に溢れ、島おこしにも活用できるという大きなビジョンを持っていました。我々も知れば知るほど宮古ビデンス・ピローサの魅力に取り憑かれ、広告などを手がける側の視点でその素晴らしさを伝えていけたらという思いを強くしました。

さて、今回はビデンス・ピローサに絞った[その1]となりましたが、その2、その3では宮古島そのものの魅力に迫りたいと思います。次回以降をお楽しみに!

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